PyCon JP 2018 1日目参加メモ
昨年に引き続き、2018年も参加してきた。
昨年は機械学習やデータ分析などデータサイエンスよりだったので、Python始めたばっかりのタイミングではちょっと強すぎた内容だったが、今年はDjangoのセッションも結構多く、またKeynoteではPythonの布教活動の話があるなど、テーマにある「ひろがるPython」な開催回となっていた。
- Keynote: Argentina in Python: community, dreams, travels and learning
- 招待講演: 東大松尾研流 実践的AI人材育成法
- セッション: Webアプリケーションの仕組み
- セッション: Jupyterで広がるPythonの可能性
- セッション: 自分が欲しいものをPythonで書く方法(Python for Myself)
- その他のカンファレンスのこと
Keynote: Argentina in Python: community, dreams, travels and learning
南米におけるPython布教活動の話と行動を始めることの重要性について。
布教活動についてはPythonコミュニティーから支援を取り付けるなど本格的な活動で、この行動力や実行内容を聞くだけで爪の垢を煎じていただきたいと思う内容だった。
また、相当数コミュニティ活動や発表をしてきているだけあって、スライド含め、プレゼンそのものがうまく、面白い内容だった。
パワポで説明資料を作成してしまう風習があるのか、なんとなく日本だとアウトライン的パターンや、文字詰め込みパターンのスライドが多く、書いてある割に「ここは飛ばしますね」という発表が多いように思う。しかし、文字ではない部分を話すことにリアル感というか、臨場感が感じられるように思うので、トークそのものについても参考にしたい。
print("Hello world")
しか知らない状態でとりあえずコミュニティのメーリングリスト参加は心が強いが、それが許されるというのは弱プログラマーにはありがたいことなので、心の強さを無視して見習いたい。
招待講演: 東大松尾研流 実践的AI人材育成法
AI人材育成について社会人向けにも講座等を提供している。
セッション: Webアプリケーションの仕組み
webフレームワークは便利だが、応用効かせるためにweb技術の基本的な部分を知っておくとよい。
webフレームワークがなかった頃のweb開発を実践しながらの解説で、最終的にはフレームワークで提供されているような処理になっていくという流れをあの短時間で解説されたのはさすが。
web技術の基礎おさえておこう、と改めて思った。
セッション: Jupyterで広がるPythonの可能性
Jupyter Notebookすげー。以上。
なんとなく知っていたが、ここまでできるとは知らなかった。これを聞いたらJupyter使いたくてしょうがなくなる。
セッション: 自分が欲しいものをPythonで書く方法(Python for Myself)
本やチュートリアルで学んだあと、「はて、どうしようか?」という疑問が起こったら、に対する一つの解として、「あったらいいなを作ろう」という内容。
具体的に自身で経験したことを踏まえての知見を共有されていたが、中でもPythonこだわり過ぎないことも大事(Pythonよりjsで実装した方が簡単そうだったからそっちにした)というのは改めて気付かされたことだった。
結構正確的にこだわってしまうというか、Pythonでモリモリやるのがいいと思ってしまいがちだったが、改めて「なぜプログラミングするのか?システム作るのか?」を考えるとなんらかの価値を生み出すためだよね、という重要なことを思い出した。よく壁職人の話で出る目的のレベルの問題が低くなっていたな、と反省。
その他のカンファレンスのこと
おやつでPyConデザインのカップケーキがあったが食べそこねた。
ZOZO SUITS配っていたらしい。
諸事情でパーティー出れずだったが、クラフトビールとかあって超楽しそうだった。来年は参加する。そして飲む。
YouTubeでLive配信していたみたい。
2日目も楽しみ。